明治天皇の「済生勅語」にみられる「施薬救療」の精神は、
無料低額診療事業として現代に生かされています。
これが済生会の原点です。
▲1952年(昭和27年)当時の無料巡回出張診療の様子
~生活困難者を医療で救済する~
「生活に困っていても必要に応じ医療を受け、天寿をまっとうできる世の中であってほしい」
済生会が生まれるきっかけは、そのような「施薬救療」の精神です。当支部の医療施設では今も受け継がれるこの精神を託した無料低額診療事業を行っています。
無料低額診療とは、疾患により生計困難をきたす恐れのある方、または経済的理由により医療等を受けがたい方に対して、適切な医療を保障することを目的として、医療費などの支払いの一部またはすべてを免除して診療を行う事業です。